上手いことは言えないけど、1つだけ思うのは
町田先輩になら、きっと素敵な彼女が出来る
「ホントに、ありがとうございます」
「・・・バカな妹みたいでこっちは大変だけどな」
そう言って頭をくしゃくしゃっと撫でる
「もぉ先輩!髪ぐしゃぐしゃになるじゃないですか」
"妹"
一人っ子の私にはなんだかすごく嬉しく感じた
その時、いきなりグイッと腕を引っ張られて私の頭から町田先輩の手が離れた
そして、私は引っ張られるままポスッと胸の中へ
顔を上げると
「はっ早瀬川くんっ?!」
私を引っ張ったのは早瀬川くんだった