何のことだ?










ま、いいや










「それより、仁科さん達も本堂に居るらしいから一ノ瀬さん合流させてあげたいんだけど」











「え、て事はもしかして美帆子様も来てんの?!」










驚きながらも嬉しそうにするテツに一ノ瀬さんが頷く












「よっしゃぁぁ!!!いくぞ!探すぞ野郎ども!!」












「ほんと、元気なやつ」












俺が約束していた男だけのグループ4人プラス一ノ瀬さんでゾロゾロと移動を始めようとした時










「美羽!!」








一ノ瀬さんを呼ぶ声が聞こえて現れた仁科さんと足立さん












「トモちゃん!ミホちゃん!!」











必要性もなくなったし、再会の邪魔にならないようにと、繋いでいた手を離して僅かに一ノ瀬さんから身を離す