「えっ?!ほんとにっ?!いいのっ?!?」











さっきまで俯いたり暗い表情をしていたのに急に頬を染め嬉しそうに笑みをこぼす一ノ瀬さん











うん・・・やっぱり、








「一ノ瀬さん、笑顔が似合うよね。可愛い」









「ーッ?!///」










一ノ瀬さんには暗い表情してほしくないな










「そ、それって・・・」











「じゃ、本堂まで歩こうか」











「へっ?!あ、うんっ///」











本堂向けて歩き始めた俺の後を追うようにして斜め後ろを歩く一ノ瀬さん












なるべく離れ離れにならないように気をつけてはいるけれど、ナンセ人が多すぎるから困る













しばらく進んだ所で、クイッと俺のシャツの裾が彼女に捕まれ