辺りはどんどん暗くなって、ついに周りさえ見えなくなってしまった。
今は天窓から覗く月明かりだけが頼り。
ひんやりした空気と、風によって窓が叩き付けられる音にいちいちビクッとしてしまう。
「う〜、怖いよぉ……誰でもいいから助けて」
微妙に寒いし、やっぱりこんなとこで一晩過ごすなんて無理だよ。
う〜‼
助けて、誰か‼
お願いだからさぁ。
ノブー‼
エマー‼
私、ここにいるんだよ……‼
エイジ……‼
テレパシーが通じるなら、今すぐ私を助けに来てよっ‼
エイジ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…