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バイトに没頭していたら携帯がなり我に返る


送り主は花歩からで“終わったよ”の一言


「奏哉、花歩ちゃんからだろ?帰って良いよ」


智人さんも相手が花歩だと分かったらしくそう言ってくれた


「花歩ちゃん、予定日いつ?」


「6月です。だけど双子なので予定日よりは早くなりそうです」


なんだかんだ言って智人さんも子供が産まれて来るのを楽しみにしてる


「奏哉が父親かぁ…。信じられねーな」


「俺だって思います」


学生なのに父親だからな。


「でも、妹の方が先に産まれるので。」


「そうだったな。花歩ちゃん迎えに行ってやれ。明日から働いてもらうからな」


俺は小さく頷くと花歩を迎えに行った


「いらっしゃいませ。奏哉君、待ってたよ」


花歩はソファーに座りお茶を飲んでいた