「花歩ちゃん、おはよう。良く眠れたかい?」


「おはようございます。眠れました」


「朝食作ったから降りておいで」


これを言うために来たのか


「じゃあ、準備してからいきますね」


花歩はお腹をさすっていた


「花歩ちゃんもだいぶ大きくなったな」


「最近、良く動き回ってるんですよ~。」


俺もさっき分かったくらいだしな。


「聞こえてるかな?おじいちゃんだよ~?」


と花歩のお腹に向かって話しかける親父


「こんな若くでおじいちゃんになるなんて夢にも思ってなかったよ」


「嬉しそうじゃん。」


親父は絶対、溺愛するよな。


ましてや、女の子だから。


「俺らはまた子供が産まれるから良いけど、多分1番喜んでるのは利一さんだぞ」


確かにそうかもな。


初孫が双子で女の子だから嬉しいはず。