----翌日


花歩のお腹がポコポコ言ってるので目が覚めた


お腹の子供に起こされるとは。


花歩の寝顔も相変わらず可愛いな。


俺は花歩の髪の毛を触る


見た目は分からないけど確かに傷んでるな


「……ん」


花歩はゆっくりと目を開ける


「おはよ」


「奏哉、おはよう」


花歩に軽いキスをした


「起きれるか?」


「ちょっと手伝って」


俺は花歩をゆっくりと起こす


「ありがと」


「ゆっくり準備しような」


----ピンポーン


こんな朝早くに誰だ?


「奏哉、起きてたか」


「今、起きた」


来たのは親父だった


「花歩ちゃんも起きてる?」


俺が頷くと親父はさっさと上がって行った


そんな親父を追いかける


なんだかんだ言って親父も花歩のこと好きなんだよな