まだ明るいけど、イルミネーションは点灯されていた


「すごーい…!!」


明るいけど、花歩は驚いている


「回りながら写真、いっぱい撮ろうな」


「うん。充電してて良かった」


俺達は回りながらたくさん写真を撮る


花歩が楽しそうに写真を撮ってるのを見て嬉しく思う


「花歩ちゃん!!」


「あっ、有紗先生…」


「まさかこんなところで会うなんてね」


声を掛けてくれたのは有紗さん


「あっ、ちょうど良かった。有紗さん、写真撮ってくれますか?」


花歩のお願いに“良いわよ”と快く応じてくれた


「2人での写真、なかなか撮れなくて…」


確かに撮れないよな。


「ところで有紗先生…お一人ですか?」


「えぇ。一人旅よ。旦那さん、海外出張中で居ないの」


旦那さん…居たんだ