「奏哉って食べる物が女子だよね」


「そうか?」


「うん。見てて思った」


花歩は良く見てるんだった


「お待たせしました。オムライスです」


智人さんが運んで来てくれた


「美味しそ~!!ありがとうございます」


「さっ、奏哉…話してもらおうか?」


智人さんはニヤニヤしている


「俺の彼女の松岡花歩さん。同い年です」


「可愛い子だな。若尾智人です。宜しくね」


智人さんは笑顔で自己紹介をしていた


「松岡花歩です。いつも奏哉がお世話になってます」


「奏哉にはいろいろ押し付けてるからさ。でも、頑張ってくれてるよ」


智人さん、ちゃんと見てくれてるんだ。


「彼女…っていうか婚約者です。そのうち奥さんになりますけど。」


紹介していてかなり恥ずかしい