「そうだなー。上手く表現出来ないけど…。梨莉の大好きな人達を思い浮かべてデザインしてみたら?」


梨莉も“そっか”と呟いていた


「こんなの付けて貰いたいとか思うと出来るかも」


「そうだね!!ありがとう」


梨莉は少しホッとした表情を見せた


「少しは落ち着いたか?」


「うん!!楽になった」


梨莉に笑顔が見えてホッとした


「デザインしてOK貰ったら奏哉君と花歩に付けてもらおうかな?」


「ぜひ!!楽しみにしてる」


花歩も可愛いもの好きだからな


2人の写真を撮ってから梨莉は帰って行った


その後ろ姿はいきいきしてるように見えた


相談したくても出来なかったんだな…。


「梨莉、いきいきしてたね」


「花歩のおかげだな」


改めて花歩の優しさを実感出来た気がする