「生まれたら会ってね?」


「もちろん!!会わせてね?」


麻依と花歩は笑いあっていた


それからは他愛のない話をして盛り上がった


「あっ、花歩ちゃんと奏哉。俺らも婚約したから」


サラッと言う聖悟


「なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ?」


「だって、奏哉達…幸せそうだし。タイミング逃してたんだ」


「花歩達みたいにおめでたではないけど、高校卒業したら一緒に暮らすつもり」


そう言う麻依も幸せそうだ


「麻依もおめでと。」


「ありがとう。今日は帰らなきゃいけないからまた来て良い?」


花歩は嬉しそうに頷いて麻依達は帰って行った


部屋には3人となった俺ら


「みんな幸せそうだね」


「梨莉にも良い人見つかるよ」


「だと良いな。」


梨莉は何処か寂しそうな顔をした