「花歩、話して良いか?」


ちょうど良いタイミングで集まってくれたしな


「あたしから話すよ。奏哉は後で詳しく説明ね」


「えっ、話ってなに?」


3人の表情が一気に真剣になった


「あのね。この前、家に帰った時に奏哉と婚約しました」


「「「えっ…?」」」


案の定、びっくりしている3人


「じゃあ、あたしが帰った後に行動したの?」


俺は梨莉の問い掛けに頷いた


「ちょっと早いけどな、タイミングがあの時しかなかった」


花歩を見るとホッとした表情を見せた


「いつの間にそんな話になってたの?」


麻依は驚きつつも悔しそう


「麻依と聖悟君には驚かせたかったの」


「だからって~!!こんな嬉しいことなら早く言ってよ。おめでと」


3人は喜んでくれた


麻依は自分のことのように嬉しそう