「なぁ、何やってんの?」
「あたしはただ、この子と仲良くなりたかっただけよ」
……ウソばっかり。
「ふーん。じゃあコレはなに?」
奏哉はカッターを取り上げる
「だって、奏哉が悪いんじゃん。あたしがどれだけ頑張っても見向きもしないんだもん」
この子は奏哉のことが好きなんだ
「お前、中学の時から俺のこと追っかけてたよな?」
「そうよ。なのに知歩と付き合うし。知歩が居なくなったと思えばこんなヤツと付き合うし。この子、可愛くないじゃない」
可愛くないのはあたしが1番分かってるからショックだよ
「ふーん。じゃあ、花歩が知歩の妹だって言っても“可愛くない”って言えるか?」
「えっ…?」
驚きを隠せない女の子から離れると奏哉はあたしの傍に来てくれて抱きしめてくれた
「あたしはただ、この子と仲良くなりたかっただけよ」
……ウソばっかり。
「ふーん。じゃあコレはなに?」
奏哉はカッターを取り上げる
「だって、奏哉が悪いんじゃん。あたしがどれだけ頑張っても見向きもしないんだもん」
この子は奏哉のことが好きなんだ
「お前、中学の時から俺のこと追っかけてたよな?」
「そうよ。なのに知歩と付き合うし。知歩が居なくなったと思えばこんなヤツと付き合うし。この子、可愛くないじゃない」
可愛くないのはあたしが1番分かってるからショックだよ
「ふーん。じゃあ、花歩が知歩の妹だって言っても“可愛くない”って言えるか?」
「えっ…?」
驚きを隠せない女の子から離れると奏哉はあたしの傍に来てくれて抱きしめてくれた