過ごしていく中で
改めて君の
存在の大きさを
知りました
***************
気が付いたらベッドの上に居た
ゆっくりと周りを見渡してみると機械の線だらけ。
確か、あたし……
無意識に屋上から飛び降りようとして奏哉に助けられたんだっけ?
それから先は思い出そうとしても頭が痛くなる
今は午前中。奏哉は学校に行っちゃってあたしは1人
点滴とか酸素マスクされてるから思うように動けない
仕方ないよね。自分で犯した過ちなんだから。
後悔しても遅い。
与えられた命があるんだから今を一生懸命生きよう
……と考えたものの
やっぱり1人は寂しくて泣きそうになる
あたしには奏哉が居ないとダメなんだ
「花歩ちゃん、熱計ろうね」
入って来たのは担当の看護師さん
改めて君の
存在の大きさを
知りました
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気が付いたらベッドの上に居た
ゆっくりと周りを見渡してみると機械の線だらけ。
確か、あたし……
無意識に屋上から飛び降りようとして奏哉に助けられたんだっけ?
それから先は思い出そうとしても頭が痛くなる
今は午前中。奏哉は学校に行っちゃってあたしは1人
点滴とか酸素マスクされてるから思うように動けない
仕方ないよね。自分で犯した過ちなんだから。
後悔しても遅い。
与えられた命があるんだから今を一生懸命生きよう
……と考えたものの
やっぱり1人は寂しくて泣きそうになる
あたしには奏哉が居ないとダメなんだ
「花歩ちゃん、熱計ろうね」
入って来たのは担当の看護師さん