「花歩、楽しんでるだろ?」


「だって、奏ちゃんに弄ばれてる奏哉の反応が面白いんだもん」


まぁ、花歩が笑ってくれたらそれで良いや。


「奏哉、改めて宜しくね?」


花歩は真剣な顔をしながらも最後はニコッと笑ってくれた


「こちらこそ、宜しくな」


俺は花歩にキスをした


「やっぱり恥ずかしい」


花歩は顔を真っ赤にした


……可愛いな。


「だけど、大好きな人とだったら嬉しいな」


エヘヘっと笑う花歩


不意打ちすぎるんですけど…


マジ反則だって…今のは。


「俺らも出かけるか?」


「どこまで?」


「コンビニ」


昼飯買いに行かなきゃな


「花歩は人込み苦手だろ?」


「うん、好きじゃない」


「コンビニだったらすぐに近くだし良いよな」


花歩は小さく頷いていた