一緒に過ごすうちに

君のこと……

好きになりました

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“じゃあ、天気の良い日に一緒に写真撮りに行こうな”


そう言った時の奏哉は今までで1番輝いた笑顔だった


やっぱり奏哉には笑顔が似合う


……という今は奏哉と一緒にお買い物


誰も居ないところを探しベンチで休憩中


人がいっぱいで疲れた。


「花歩、ほら。」


……えっ?


奏哉が渡してくれたのはカフェオレ


「喉渇いただろ?」


と言って渡してくれた


「ありがとう」


「どういたしまして」


あたし、コーヒーは飲めるけど紅茶が飲めない


知歩は紅茶が飲めてコーヒーが飲めなかった


「花歩、昼休みそればっかり飲んでるもんな」


……覚えててくれたんだ


フフッ。嬉しいなぁ…。