あの頃から、あたしたちは一緒だったよね。
時は遡り、中学3年生の10月。
あたしは小さい頃から通っていた公園にいた。
木の葉がいい具合に色づいている。
「…きれい…」
「確かにな」
…え?
さっきまではあたししか座ってなかったベンチに見知らぬ男の子が。
「あの…どちらさま?」
あたしは聞いてみる。
「あ、俺?福島流星。お前は?」
「三上ひより…」
って、何教えちゃってんのよ‼
しかも全く知らない人に‼
って、聞いたのはあたしだけど…。
時は遡り、中学3年生の10月。
あたしは小さい頃から通っていた公園にいた。
木の葉がいい具合に色づいている。
「…きれい…」
「確かにな」
…え?
さっきまではあたししか座ってなかったベンチに見知らぬ男の子が。
「あの…どちらさま?」
あたしは聞いてみる。
「あ、俺?福島流星。お前は?」
「三上ひより…」
って、何教えちゃってんのよ‼
しかも全く知らない人に‼
って、聞いたのはあたしだけど…。