あのやさしい目、指、仕草。


こんなにも大好きな人を見間違えるはずがない。



じーっと見てるとATSUSHIがこっちを見た。






「君、EXILEファン?」



だまってうなずいた。


あたしの目から涙が一粒。



「泣かないでよ。俺がここにいるのばれちゃう。」


「ご、ごめんなさい。

本物ですよね?」


「そうだよ?ATSUSHIです。」


「今日ライブ行きます!!
アリーナなんでかましてくださいね?」

なんて冗談を言ってみた。

するとまさかな答え。


「楽しみにしててね?ことかちゃん?」