入学式もHRも終わって放課後になった。

私は紗柚璃と2人で朔兄と聖兄をまっていた。

「愛夜、明日は休みだし2人で買い物行かない?」

「行く行く!!ついでにお泊まり会しよ~」

「何々!?2人で遊ぶなら俺も混ぜてくんない?」

2人で話していると急にクラスの男子に話しかけられた。

「私達は2人で遊ぶの…勝手に話しに入ってこないでよね。」

紗柚璃は冷たく突き放すように言う。

「そんなこと言わないでさ仲良くしようよ!ね、愛夜ちゃん。」

そういいながら私に触ろうと手を伸ばしてくる。

嫌だ…

そう思った時だった…