初めまして!私の名前は白神える、名字はシラカミ!
ちなみに16歳です^^明るく振る舞ってはいますが
うふふ・・・只今、私、人生最大のピンチです!

事故に遭いました・・・。

それで・・うちの両親は・・・私をかばって・・・
______亡くなりました

身寄りが無い私は・・今のところ病院のベッドの上に置いてもらってはいるものの、お金もないし、行く場所もない・・・。

神様は残酷です。

なんで・・・私なんだ

なんで・・・なんでなんでなんで!!!

もう・・・泣きすぎて涙すらでてこない
だれか、こんな私を助けてはくれませんか___?


ヒュゥゥ


そんな時、急に強い風が吹き

ベージュ色のカーテンが騒ぎ出した

なんだか胸騒ぎがする・・・


「ねぇ君、僕らの家に来てみない?」

「まっ拒否権はねーケド」

「ふふ、そんな言い方ではダメですよ」

「そうだぞっ!もっとこう、俺が助けてあげよ・・・みたいな言い方しなくちゃ!」

「もう遅いだろ・・・」


どうやら嫌な予感は当たっていたようだ

気がついたら、私の204と書かれた病室の中には
5人の見知らぬ男の子がいた

あまりにも急なことで頭がついていかない


「・・・あっ貴方たちはいったいダレなの?」

「んー僕らはねぇ・・・何だと思う?」


あまりにも理不尽な質問だ

分かるわけがない・・


「分かるわけないでしょ?」

「確かにその通りだね、僕らはねぇ・・・・」

「ヴァンパイア・・・です^^」

「ヴァン・・・パイア・・・?」


聞き返すと耳を疑うような答えが帰ってきた・・・

ヴァンアイア?ですって?そんなものがこの世の中にいるワケが


「ふふふ、驚いていますねぇその表情、実にそそります」

「なっ・・・」

「取りあえず・・・来てもらうから、これは強制だから」

「んじゃ、ちょっと眠っててな!」


その言葉を最後に私の意識は途絶えた