「えー・・・」

「何?」

「雄と一緒に1つの布団で寝るってこと?!」

「それが何か? もしかして弥生・・・」

「何?!」

「イヤなんか?」

「そーゆうことじゃないんだけど・・・」

「まだ何か?」

「いえ・・・。 別にありません」

「ならよろしい。
てか、俺、風呂入ってくるから。 あとよろしく」

「うっうん・・・」

初日から雄と同じ部屋って、ありえるの?!

てか、私、ちゃんと生活できるかなー・・・?

不安になってきたよ。

それに、あっちのほうもありえるってことだよね・・・?

雄と私が?!
絶対に考えられないし想像つかない?!

こんな状況の中でそんなことを考えてる私自身が信じられない。

てか、もしかして私はそれを望んでたりして?! 
なわけない!!

でも、何、私は妄想してるんだ?

こんな自分が久しぶりに恥ずかしい。

これぞ『恋』ってやつか?

それとも、たんなる欲求不満か?!

てか、どれぐらいしてないんだ?

私、大丈夫か?!

雄に限ってないとは想うけど。

まさか?!
初日の今日からってことはないよね?!

でも案外、雄って、言葉より行動派だからなー。

もし、初日の今日だったら・・・?

どうしよー・・・。

誰か助けてって感じ。

この状況どうにかしてって感じ。

そんな矢先、雄祐がお風呂から出てきて自分の部屋と戻ってきた。

「弥生も入ってこれば?」

「うん・・・」

弥生は着替えをもってお風呂場へと行った。

雄祐はPCの前に座り仕事をしていたが、ライブの疲れが出てその場で寝てしまった。

弥生はお風呂から上がり雄祐の部屋と戻った。