「もう暗いし、寝るか。


 ・・・おやすみ。」





そういって私の傍を離れようとした先生を
私は引っ張って引き留めた。





「野坂?」


こんな行動をしないから先生驚いてる。




「今日だけ、今日だけ先生。
 一緒に寝てくれませんか。」


怖い。
独りが怖い。




そういわなくても分かってくれた先生は


「わかった、入るぞ。」