「だましたわね_!!!」


「んー?なんのことー?」

ニヤニヤしながら答えた美並。



「待ちなさい!!!」

「やーよ!!あたしに隠し事をする、春瑠が悪いのよ」



べーっと舌を出してから逃げていく美並。


すると美並がぴたっと止まった。

「わわっ・・・・・急に止まらないでよ!」


あたしが顔を真っ赤にして怒っていると美並がクルリと振り返った。



「・・・?なによ?」


あたしは真剣な顔になった美並をみつめた。