愛する人たちの死―‐

山南さん、藤堂くん、近藤さん
そして、沖田さん。


あの楽しかった頃には戻れない。

儚く淡い夢だったのか

確かに彼らがいたという証は私たちの中にある。

誠の旗を掲げた仲間である限り私たちの糸は切れない。

大丈夫。

繋がっている。確かにみえる。
新撰組の誠の旗が―‐


後書き

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この小説の名前の意味は

桜の華は幸せな恋を―‐

という意味です。

次ページから新撰組のその後を書きたいと思います


一くんはその後、新政府軍に入り軍を率いている。

「鬼の隊長」らしい…

あの人に似てきたのかもw

でも雪姫にはよわい。雪姫は一くんのお嫁さん。

子供も二人いる。


斎藤 大助 (♂)

斎藤 綾萌 (♀)

四人で仲良く暮らしているらしい。

一くんは綾萌ちゃんにべたぼれらしい。思い付かないがw

一くんは幸せにしています。


美桜は土方の籍に入った。

それが最後の約束。

「この戦いが終わったら籍を入れて式をあげよう」

美桜がこどもを宿したと知ったのは最後の戦いから一ヶ月後だった。

生まれた子供は双子。

土方 水華
大人しめの女の子

土方 誠斗
男らしいあの人に似た男の子

「母様。早く」

「母さん。遅い」

この幸せを守っていきたい。

愛しているものとこれからも暮らしていきたい。

私はまだあなたを愛している

お慕いしています…


水華と誠斗が私があなたにあった年になる。

私はあの子達のそばにいられない。

一族の決まりですもん。しょうがない。

もうすぐ貴方の場所にいく。

私は幸せだった。あなたにあえて大切な家族ができて。

ありがとう…

永遠の愛を誓おう―‐

水華と誠斗は私達の愛の形。

幸せを運ぶ恋の華だった。

強く生きて―――‐‐


最後の戦いのあと、あいつの代わりに美桜を見てきた。

でも先日。美桜はあいつのもとにいった。だから美桜とあいつの子供、俺の甥と姪を引き取った。

「お兄さんだれ?」

「近寄るな斬るぞ」

『お前たちの血の繋がった家族だ。安心しなさい』

安心しなさい―‐

大丈夫。君達は僕が守ってあげる―――‐‐



沢山の奇跡のなかでいきている。限りなく広いこの世界であなたにあえて良かったと思えるひとがいる。 永遠の愛は百年、千年先も形を変えて輝き続ける。

桜は幸せを、恋は花を咲かせる―‐‐





桜幸恋華 FIN





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