「えっ?何で!?」
もう挨拶しに来てくれるの!?
でも、それはいくら何でも早いような気がするな……
嬉しいんだけど。
「ちゃんと親父さんのこと聞こうぜ?知紗のお母さんにさ」
───父親のこと。
ちゃんと知らないまま浮気だって決め付けている気がする。
篤樹に言われて気付いたんだ。
「わ、分かった……いつか来てもらおうかな」
あたしが頷くと、篤樹は満足気に微笑んだ。
───いよいよ、ちゃんと話を聞かなきゃいけない時が来た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…