そんなことを思いながらあたしはずずーっと素麺を啜る。 「知紗、明日の予定は?」 「明日?日曜日だからバイトないしー…特にないかな」 お母さんにそう答えて、また箸を動かす。 「じゃあ…知紗が千尋の応援に、行ったらいいじゃない!」 ………は? 「イヤだよ!せっかくの貴重な休日なのに!」 「母さんそれはねぇよ……姉ちゃんだけには来てほしくねぇから」 そう言われるのもムカつくー! キッと千尋を睨む。