「相当あいつが好きなんだな…」
「ん?」
「何でもねぇー」
朔はそれっきり黙ってしまったから、あたしも窓の外に視線を移した。
……フられる。
告白さえしたことないあたしにはよく分からない。
だけど、好きな人がいたら分かるよ。
あたしがもし篤樹に告白してフられてしまったら悲しいけど、
篤樹の幸せを願うよ。
悔しいとかイヤだって思うかもしれないけど…
あたしは頑張って応援する。
だから……図々しいけど
朔もそう思っててくれないかな…?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…