「な、なに……!?」
わけが分からないまま、体勢を直して再び2人の方を向く。
「篤樹くーん!」
「放課後遊ぼうよぉ~!」
「え~、あたしと遊んで!」
さっきまでサッカー部を見ていた女の子達が井岡篤樹の周りに集まっている。
イケメンなら誰でもいいわけ!?
それに……いくらなんでも突き飛ばすのってひどくない?
ついでに千尋も井岡篤樹と一緒に囲まれてる。
……もう、知ーらない!
遅刻するから早く学校行こっ!
あたしは今度こそ校門に向かって歩きだした。
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