あたしが、生徒会長2人と一緒に打ち合わせ!?



「え……あ、あたしがですか……?」

「うん!用事なかったらだけど」


それは……ないけど!


あたしの意見って、いる?


桐山男子と合同行事のことなんて、反対ばっかりしちゃいそうだな……。



「会長命令だよ?知紗ちゃん」


湊斗先輩が、ニヤッと妖しく微笑んでくる。



「……っ、分かりました」


さっきみたいなこと、もうされたくないし……。


素直に従おっと……。


あたしはおとなしく椅子に座る。



「はい、じゃあ始めますか!」


南さんが元気よく言った。