長い時を経て
こうしている事

時は留まらず
流れ流れ続ける

水のように只
流れる時の一粒

水の一粒一粒
全て見届ける事

出来っこない
時もまた同じだ

でも

俺の流れる時
その一粒一粒を

知っている人
そんな人が居る

只、その事に
得られる安堵は

変化と云う妙
今与えてくれる

流れ流れる時
絶え間ない変化

大切な大切な
無意識の時一粒


何れ大河になれ


貴方の一粒も
流れ流れる一粒


向かう先は大海


俺もまた君を
君の時を見てる





笑夜