白い色と黒い色
正解と不正解
その二つの答えで
全てが決まるのなら
限りない先駆者達が
解答を用意して
みんなで回しっこ
すればいいんだ
その先駆者達も
じいちゃんやばあちゃんも
真っ白な解答を得ず、ただ
そう信じる事が出来る程
立ち向かって、迷い
限りなく白に近い
灰色の中を歩んで来た
その結果でしかない
俺の感じる白と黒
今はその間を行ったり来たり
まるでイコライザーのように
感じる濃淡、中間色
真っ白なんて有り得ない
ただ、真っ黒もありはしない
自分自身の限りない白
それを信じて揺らぐ灰色
その中間色とその淡さを
楽しめる人生ならいいな
そんな生き方
出来ればいいなっ
笑夜