「ったぁぁぁぁぁ~~~!!!」

その物体に、可憐は思いっきりぶつかってしまった。


起き上がって、その物体を見てみると。

「・・・・・うさぎ?」

小さいうさぎが、倒れこんでいた。

「もしもーし・・・大丈夫?」

可憐がうさぎをゆらゆら揺らすと、

うさぎは起き上がった。

「あっ、良かった・・・気がついた」

可憐はホッとため息をついた。


「心配してくれてありがとう!私の名前はアイリス!」