「あっ!よつば!誰?隣の金髪くん。」

やっとひかりが人に押されながらこっちにやって来た。

「あ?テメーがひかりって奴か。よつばが人ごみに押されてたのに手ぐらい引っ張ってってやれよ。」

ひゅうが君、、、私のことさっそく呼び捨てだっ!

「え?よつば。コイツ誰?」

「同じクラスのひゅうが君。」

「へー、、、何ひゅうが?」

「倉田(くらた)。」

「俺は浅野(あさの)ひかり。」

「はーん、お前とはよろしくしたくねーな。」

「何だよ。倉田。」

何か、、、険悪な雰囲気、、、?

「け、、、けんかはよくないと思う、、、よ?」

そういうと、二人は不自然なくらいニッコリ笑った。

「え?喧嘩してないけど?」

「どこが喧嘩してるように見えるんだ。」

「行くぞ、よつば。」

ひゅうが君に右腕をつかまれ、

「行こ、よつば。」

ひかりに左腕をつかまれ。

やっぱり、、、この二人、相性悪いんじゃ?なんて考えている内に二人に教室までひきずられていった。