バッ



私は声がした方を見た








「ッ何でお前が此処に…」




倉庫の入り口に立っている林健の姿があった








「…林健…」




「沙耶さん、浩哉は殺されてはいません

自決したのです」




「嘘だ!!」




私はレンから降りて林健の前に行った




「嘘じゃありません」



「何でそんな事、お前が知ってんだよ?!」




「黙っていましたが浩哉とは親友でした」




「ッお前が…浩哉と?」



「はい」



「じゃあお前は…」



「はい、入っていました」



「でも、見なかった…」



「それもそのはず、今の姿とは違う姿だったのですから」




浩哉の親友?




なら近くに居た筈‥








「ッ!」