だったらオレが雪崎を変えてあげたい。

雪崎が負った心の傷を少しでも癒してあげたい。



オレが何があっても雪崎を守るから・・・・




―――『秋野くん、沙菜の事よろしくね』



心音さんに言われた事にまだ返事をしてないことを思い出した。



「任せてください。オレが雪崎を守りますから」



そう呟いた。


窓の外を見ると天の川が出ていた。
その星にオレは雪崎の幸せを願った。