それでも好きだよ。

6月初旬 


朝練を終えたオレはいつもHRが始まる直前まで部室で騒いでる部員をおいて1人校舎の中に居た。


「絶対提出」と言われた課題を忘れてきてしまい授業が始まる前にやろうと思った。


オレ達のクラス、2-2があるのは3階。階段を一段飛ばしで駆け上がり息が上がりながら

も3階の廊下に来た。まだ誰も居ないからはかどるだろう、と淡い期待を膨らませながら

教室の前まで来た。

ゆっくりとドアを開けると1人の女子生徒が窓際のうしろから3番目の席に座って窓の外

を見ていた。オレの前の席。




茶色がかかったまっすぐな髪の毛 
二重の大きな目
透けるような白い肌





言葉を失いそうになった。