陰陽師と暴走族の子供【*編集中*】

夏希「勇斗、早く学校行こうぜ!」


夏希はいつも元気でうるさい。


これは夏さんに似たな。


勇斗「あぁ。じゃあな、紫頭」


紫頭?


それがどうしたっての?


夜月「美希、私達も行こ」


美希の腕を引っ張り、理事長室へダッシュする。


美希は、転けそうになりながら、一生懸命、走ってた。


勇斗達は、歩いて行くみたい。


バンッ!!


理事長室のドアを思いっきり開けてしまった。


理事長と思われる人、すっごく驚いてるけど無視。


美希「ちょっと、夜月!」


夜月「なに?」


美希「ヒッ!な、なんでもありません!」


なら、“ちょっと”っていう言葉は何だったわけ?


全く…


?「えっと…君達は、転校生だよね?」


睨みながら、コクリと頷いた。


こう見えて私って短気みたい。


?「僕は、理事長の元井 零ーモトイ レイー。君達は、S組だからね。担任呼ぶのめんどいから、二人で行ってねー」


適当だな、おい。


ていうか、


夜月「幽霊ッスか?」


キョトンとする理事長。


零「漢字違うから…!早く教室に行きなさい!」


仕方ない。


美希を連れて、S組を探した。


勇斗sibe


夜月が怒るとこ見たことねぇから紫頭って言ってやった。


なのに怒んねぇし。


つまんねぇの!


夏希「紫頭って、勇斗も染めなきゃ紫頭だろ!笑」


チッ


さっきから、ずっとそう言ってる。


夏希がそう言い、俺が舌打ち。


その繰り返し。


マジうざい。


何だよ、何だよ!


紫頭って言っただけなのによ!


俺は、“殴られても痛くない”はずなのにどうして


夜月がやったのは痛いんだ?


………


勇斗「おっ、ここが理事長室か。入るぞ」


夏希と一緒に、入った。


夜月sibe


作者、1-Sの説明して。


(説明しよう!1-Sは、頭脳明晰、容姿端麗などなど暴走族も入っているけども。凄いクラスということだけは確かだ!)


説明ご苦労様。


美希「ここが1-Sみたいだよ!」


へぇ、ここが1-Sなんだ?


てか、私は頭脳明晰に入ってんの?


(まぁ、それもそうだけど……ようs)


ふぅん、そっか。


勉強頑張った甲斐があった。


ていうか、これ入っていいの?


ガラッ


美空ドア開けちゃったじゃん。


美空って大胆だよね。


先生「おっ、堂々と入ってきたか」


担任、あんたか。


知らない人だけど。


中年のおっさん…


ではなく、イケメンの男。


夜月「橘 夜月。この子は、平中 美希。宜しく」


先生「席は、あそこだ」


窓側か。


よし、寝よう。


ダッシュで席に座り、寝た。


太陽が当たって、気持ち良い。


だからかな?


眠たくなってきた。


このまま、寝ようかな。


うん、寝よう。


一言美希に言って、すぐに寝た。


美希sibe


夜月は、気持ち良さそうに寝てる。


私は、夜月の後ろの席だから、寝顔がちょっとしか見えない。


その時、


ガラッ


勇斗と夏希が入って来た。


そして、すぐに自己紹介。


それが終わり、こっちに向かってきた。


もしかして…


私と夜月の隣は…


く・う・せ・き!


ガタッ


勇斗「よぉ」


寝てる夜月に対してそう言ってる。


私の隣が夏希で良かった。


勇斗、怖い顔してるし。


ていうか、勇斗、夜月が寝てるって知らないのかな?


美希「よ、夜月…寝てるよ?」


あっ、顔赤くなった!


勇斗「し、知ってる///」


知ってるふりしてるし。


ていうか、夏希、うるさいよ!


さっきからずっと喋ってるし!


勇斗、夜月の隣の席だったら、喧嘩しそうだな~


喧嘩してるの見てるの楽しいんだよね~


私、夏希と喋りなくないし。


あっ、夜月が起きそう…!


夜月sibe


夜月「ん…」


パチッ


あっ、寝てたのか…


てか、うるさくて起きちゃったんだけど。


って、何で私の隣の席に勇斗がいるわけ?


まぁ、見れば分かるけど。


勇斗「よぉ」


夜月「よぉ…じゃないし」


起きたら、普通は「おはよう」じゃない?


美希「おはよう」


ほら、美希みたいにさ。


夏希「夜月、はよ!」


夏希の眩しい笑顔は、起きた時に見たくないんだけど。


キーンコーンカーンコーン


あっ、チャイム鳴った。


チャイムが鳴ると、先生はダッシュで教室を出た。


えっ、号令は…?


まぁ、いいけど。