「は?今、なんて…」
「だから、お前、俺をかってくれるのか?
っていってんだ。」
「は?なんでそーなんの?ってか、
なんでしゃべってんの?」
なんなんだろう、
この意味わからない猫のようなものは。
「あたし、熱あんのかな、かえってねよ。」
そーだ、幻覚だよきっと。
しゃべる猫がこの世にいるはずない。
そーやって、私が帰ろうとすると、
また、
あの猫が喋り出した。
「待て!来てほしいんだ、俺と!」
「どこに?」
「江戸時代に!」
「は?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…