「お前、もう寝ろ。」
そう言ってレヴィは僕の
首元を掴み
ぽーいっ、とベッドに投げた。
本当に”ぽーいっ”と”投げた”。
「…ッゴホッ!!」
当然のように背中から落ちた僕は
当然のようにむせた。
「ゴッホゴホッ…ゴホゴホッ!!」
(何するんですか!)
咳き込みながら、思った事を
正確に伝えられるのはいいな。
と心のどこかで思った。
「お前は俺様の玩具だ。
お前は俺の言うことさえ
聞いてればいいんだよ。」
もちろん僕は起き上がって
再び机に向かおうとしたら
レヴィの腕が伸びてきて
僕の目元を掴んだ。
「寝ろ。」
な、んだ…これ。
身体から力が抜け、
瞼が重くなってくる。