「リリアー!リリアー!」

「エリス・・・」

「もー探したんだから。・・・また来てたんだね。」

エリス。

私の生まれた時からの友達。

いわゆる幼馴染。

「うん・・・ごめん・・」

ぎゅっ。

エリスに抱きしめられた。

「ううん。いいんだよ。リリアのせいじゃない。シアンだって怒ってない。それにもう5年も経つんだから・・・」