「えっとぉ...『当分、彼氏はできません。できたとしても、すぐに別れるでしょう。』」








......







「可鈴...」








「くそぉ!杏奈と翔大は?!」








「俺は...『あなたの身近に運命ともいえる素敵な女性がいます。大チャンスです。このチャンスを逃さないように注意してください。』...だって。」








ジ~






「「な...何?!」」








「...違うな。」







「「おいっ!!」」







「んで、杏奈は?」









「あたしは...」








いい結果だといいな...







恐る恐る紙をめくっていく......








「えっとぉ...ん?!」







『今している恋は正しいと言えますか?自分の気持ちを大切にしてください。そして素敵な恋をしましょう。』








......正しいといえるか...








すごい...当たってる。







「...杏奈?」








「...『自分の気持ちを大切に。』だって。」










「へぇ。」








「うちだけが...散々な結果に...」








「大丈夫だって!榎本にもいい事あるよ。」









...ちゃんと考えてみようかな......







このおみくじはお守りにしよ...












こうして、あたしたちの2泊3日の修学旅行は終わった。