本当はひゅーのところに向かうはずだった。
でも、気付いたら玲美ちゃんのお家にいたんだ。
それはアタシが玲美ちゃんを助けたいって…
守りたいって……そう思ったからだろう。
「待ってて…玲美ちゃん。」
変わらないもの探していた。
それは本当にアタシが探していた物だろうか?
それとも玲美ちゃんが探していた物だろうか?
分からないけど、この心を届けるために…
アタシは今できる精一杯の事をするよ。
「………今いくよ…」
アタシは病院の自動ドアをくぐり抜け、中に
入る。やっぱりここは死の臭いで溢れている。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…