でも、今、本当の事を伝えないと

もう心の全てが壊れてしまいそうで怖い。


だから言うよ…雄星?


「アタシ、雄星に甘えていたい…。甘えたいんだ。」


アタシの肩の震えが止まらない。

これが本音なんだ。


雄星に甘えていたい…。

雄星が居ないと不安で不安で…。


だからっ…


「雄星…アタシから離れてかないでよ…」


「ハルちゃん…っ」


アタシはやっぱり弱い…。

ほら…今だって雄星に抱き締められてる。


泣き顔をその大きな胸に埋めて

胸を高鳴らせてるんだ……。