すると、すぐに深空さんがこちらのテーブルに

紅茶とケーキを持ってきてくれた。


「僕のおすすめのケーキ、ソレイユとシエル・エトワレ。お二人のお口に合えばいいんだけど…。」


そこに並べられた二種類のケーキ。


1つはまるで太陽のような…柔らかな

雰囲気をまとったオレンジのチーズケーキで、


もう1つのケーキはまるで星空のように優しく

広がるようなそんな真逆のモンブランだった。


「あの…深空さん?」


「うん?どうしたの、ハルタちゃん?」