「良かったらケーキ食べていきませんか?ここのケーキは美味しいですよ!どれもシェフ達の気持ちが入ってるんです。」


深空さんはアタシとホシナに

優しい笑顔で微笑みかけた。


この笑顔は反則だーっ!!

アタシ達に拒否権なんかないよー!


「「もちろんっ!!頂きます!」」


アタシとホシナは声をハモらせていた。


「真似しないでよーホシナ!」


「真似したのはハルタでしょー!」


二人バッタリ顔を見合わせて笑った。


そして、アタシとホシナは深空さんに

庭にあるウッドデッキに連れていかれ、

そこにあるテーブルで腰をおろした。