私の名前は北見 ゆうり。
私には好きな人がいる。
その人は幼馴染の栗本 あつし。
私は幼い頃からあつしがすきだ。
一人になれば、
いつでもあの日のことを思い出す、、、
ファーストキス、、、
それは、私にとって
忘れられないものだった。
あれは幼稚園の年中の夏。
私が転んで泣いていたとき、
「ゆう、泣かないで。
僕、ゆうの泣いた顔、嫌いだよ。
ゆう、だから、ね?」
あつしも泣きそうな顔をして
そういいながら、
あつしは私の髪をくしゃっとなでて
私の唇に優しくキスをした。
これが私のファーストキス。
そして、
ゆうとは、私が小さい頃から
あつしに呼ばれているニックネームだ。
だから、私は
ゆうと呼ばれるのが好きだ。