「逢いたいよ!もと!いつものように笑って見せてよ!・・・大好きなの!もとのことが大好きなの!!」


気づけば、溢れんばかりの涙が・・・


どうして、もっと早く伝えなかったんだろう。

後悔先に立たず

その言葉通りだ。


ちゃんと言えばよかった。

好きだって。大好きだって。


言えばよかったよ・・・


あたしにはわかるんだ。

君のいる場所が。


でも、逢いにはいけない。

それが、一番辛いよ。

分かっているからこそ、逢いにはいけない。

だから、何度でも叫ぶよ。

君に届くまで。


「もと、大好きだよ。誰よりも、誰よりも大好きだよ!もと・・・」



あたしはここで、海の夕日で涙が枯れるまで一人で泣いていた・・・