「えーもう終わりかよ〜。……ってかさ、今美和のこと俺のって言ったよな?」
緒形はふふっとニヤニヤしている。
あたしはさっきからその言葉が気になってフリーズ状態でカチコチだ。
「ん、だってコイツは俺んだろ。」
えっ……///
何そのいきなりの告白……あたしそんな準備してな────
「────俺の雑用係だろ?な?」
「……うん。────え!?今何て……?」
「あ?…だから俺のざつ……」
「言うなバカああ!!最低!!このバカカスナスー!!!」
上からタライでも落とされたかのような衝撃の事態に自分自身パニック状態。
あたし、何期待してたんだろ。
バカみたい。
ってか、ここまでくるとなんだか笑えてくる。
そんなあたしは急いで体育館に行った。