「健司…ごめん。私、…」



急に重なる唇。

私も目を瞑って受け止める。



「……あ…き…」



深くなるキス。

熱くなる体。



段々服を脱がされている感覚に陥る。



ベッドに寝かせられて、キスを繰り返す。




「やっ……そこは……んっ…」


「声…出していいよ。ほら」



甘くて頭の中を掻き回す声。



「…あの男、誰だし…。俺以外の奴とイチャイチャすんな」


「あっ…」


「警戒しろよっ…」


「や……」