「なーア…」



“アキ”そう言おうとしたのであろう健司の口を塞ぐ。


深く舌を絡めて、健司の舌も応え始める。


そして健司の手が私の体に行こうとしたとき、パッと離れる。



♪~♪~♪~



お風呂が沸いた音だ。



「はい、終わりね」


「アキ~っ」



今回は私の勝ち。

いつもああいうのは健司に乗せられて負けてしまうから…。



その後は言うまでもなく、健司は超不機嫌で口も聞いてくれなかった。